カテゴリ:Art( 14 )

忘備録

9月11日(月)
一日オフ。 
北から大小のプレゼントが
贈られるという脅威は取りあえず 遠のいたかも?



19時から
リニューアル後初めてのサントリーホールでの
大野和士氏指揮 都響の定期演奏会。
ハイドン オラトリオ”天地創造”をCDで予習。
神が七日かけて天地と万物を造りたもうた
壮大な物語。
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ハイドンがヘンデルのメサイアから
インスピレーションを得て作曲
ふむふむ 全然余裕!!
なんなら 合唱パート歌えまっせと
いつものお気楽ムード。

お昼を食べて 急遽仕事の連絡。
ふえ〜これからゆっくり
夜に備えようと
思っていたのに・・・・
など口が裂けても言えませぬ。
業務に思いのほか 時間を取られ
待ち合わせぎりぎりに到着。

CD試聴では分かったつもりでも
やはり生で聴くと その迫力に目が
覚める思い。
大野和士さんのオペラを
感じさせる劇的な音は
体験した〜という満足感を感じる
コスパの高さ。
が クラシックの世界でも音の鳴り方に
流行があるようで
その辺は 私門外漢なので
口を閉ざします。


因みにサントリーホールは
L側(第一バイオリン側)だと
残響がきつくて集中できなかった。
R側の方が音のバランスが良いように
思えます。
あ 素人の戯言です。





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by akawak | 2017-09-12 19:00 | Art

奈良 美智展

豊田市美術館で開催中の
”奈良 美智展”

ちょっと不機嫌顔の子供。
毒ある可愛さが きゅんとくる。
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最新作は モデルの子供も少し大人になって
色調が秋を感じます。
画風の変化に年月を感じ
少し寂しい。



今日も午前中から 東海地方は
朝からぐんぐん気温が上がり
車で移動中に豪雨。
その後 またこの青空!
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by akawak | 2017-08-12 22:00 | Art

ジャコメッティ展

国立新美術館にて
アルベルト・ジャコメッティ展開催中

ジャコメッティといえば ひょろっと
無駄な贅肉をそぎ落としたブロンズ像が
頭に浮かびます。
ストイックだけど どこか
ユーモラス。
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会場の写真を参考にすると
   来場者と比較すると
   2m以上の大きさ。
実は これだけ大掛かりな作品を生み出すために
   彼の内面は常人が想像できないぐらい
   藤していたそうです。
   まだキャリアの浅いうちは
   対象のモデルを見たままに表現しようと
   こだわり抜いた為
   完成作品が数センチに満たない彫像に
   なってしまった と
   冗談のようなエピソードですが。
  
    
   私たちの脳内では
   見たまま 感じたまま 再現することなく
   現実と虚構の折り合いを適当につけたまま
   日々を送っている。
   そのハードルを越えることに
   何の苦痛もないのですが
   デッサンに残された夥しい線の
   重なりを見ると
   ジャコメッティみの苦しみは
   さぞやと想像してしまう。
   
   
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アートは人の内面を辿る旅ですね。
 
                
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by akawak | 2017-07-04 16:55 | Art

 先んじてこの展覧会に出かけたオットが
”大変だ!バベルの塔展が凄い事になっている!”
と 息を荒げて帰ってきた。
日常生活に於いて 物事を面白おかしく脚色し
話半分に聞いておいた方が良いオットの
提言でありますが
アート関連に関しては別。

なんでも
ピーテル・ブリューゲル1世の
”バベルの塔(1568年)”のみならず
版画が多数展示され
そして信じられないことに
ヒエロニムス・ボスの真筆の油絵が
2品も展示されているとのこと。
なるほど 素直に出かけてきました。
それにしても
これほど過小広告な美術展があるでしょうか?
ボイマンス美術館所蔵 
ブリューゲルの”バベルの塔”展という
展覧会名 勿体なさ過ぎると思う。

会場入り口にはバベルの塔が  
もし実際に存在した場合
実尺どれくらいであるかが
視覚化されてます。 
左の通天閣や東京タワーを
遥かにしのぐ大きさと規模であることが伺えます。

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実際より3倍の大きさの模写によって
いかに このバベルの塔の絵が
緻密に描かれているか 
視覚的にわかりやすく解説されている。


聖アントニウスの誘惑
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神を恐れぬ人間の傲慢さと腐敗を描いた
ブリューゲルですが
その系譜は遡ること数十年。
ネーデルラントが生んだ異才
ヒエロニムス・ボス(1450年頃〜1516年頃)が
先んじて異形に満ちた
魑魅魍魎が跋扈する世界を描き
新たな画風を切り開いていきました。


放蕩者(行商人)1500年頃
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グロテスクなのにユーモラス
どこか愛らしさを感じるボスの作品は
過激で挑戦的。
時の権力者に養護されつつ
宗教改革で祭壇画は破棄され
現存する作品数は油彩25点 素描10点。


ボス以降 様々な画家がボスの模倣を繰り返し
DNAを受け継いだのが
ブリューゲルだったのだなと
腑に落ちました。

15〜16世紀のネーデルランドは
現在のベルギーとオランダに相当します。
中世 この地域は政治的に統制されておらず
それぞれの自治区が統治し
宗教が精神の受け皿とならず腐敗し
混沌とした時代。
時代的にも日本は戦国時代にあたり
世界同時多発的にカオスが露出したというのは
非常に興味深い。
ブリューゲルやボスは
その時代の空気を克明に描いていたのですね。



うーん しゃあない 
腹をくくって行きますか
現地へ!





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by akawak | 2017-06-16 10:00 | Art

  4月17日(月)
NYフィル 音楽監督アラン ギルバートを迎えた
都響の定期演奏会
曲目 : ラヴェル ”マ・メール・ロワ”
     ジョン アダムス ”シェへラザード2”
     −ヴァイオリンと管弦楽のための劇的交響曲
     (2014)(日本初演)(ジョン・アダムス70歳記念)

1曲目のマ・メール・ロワはおとぎ話の可愛らしさと
フランス音楽の流麗さを表現するには 弦楽器の硬さが目立つ印象。

2曲目のシェへラザードは
アラビアン ナイトを題材にした現代音楽。
ヴァイオリンが女性の知性と強さ
ツィンバロンが古い因習世界を象徴し
丁々発止の掛け合いを繰り広げる。
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(画像はお借りしました)
ツィンバロン:ハンガリーの民族楽器、バチで弦をたたいて音を出す

 
これにオーケストラが複雑に絡み合い
壮大な物語を作り上げていく。
アラン ギルバートはエネルギッシュに
オーケストラを引っ張っていき
盟友のヴァイオリニスト リーラ・ジョセフォウィッツと
ともに手を携えて色彩豊かな音のうねりを
表現していました。

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by akawak | 2017-04-18 08:46 | Art

シャセリオー展
19世紀 フランスロマン主義の異才
(2017年2月28日ー5月28日)
国立西洋美術館


テオドール シャセリオー(1819〜1856)
スペイン領ドミニカ共和国出身
幼い頃から画才を見出され 
11歳でドミニク アングルに弟子入りを許される。
当代きってフランス画壇で影響力のある
アングルにアカデミックな技術と構成を
たたきこまれたシャセリオーは
画家としての才能を開花。
ロマン主義から新古典主義への橋渡しとして
次世代のモローやルドンに大きく影響を与える。


アポロンとダフネ 1845
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1846年アルジェリア旅行。
かの地で強烈な色彩と光の洗礼をうけ
絵が劇的に変わっていく。


コンスタンティーヌのユダヤ人女性 1846-1856
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東方にてインスピレーションを得た情熱が
肖像画にも影響を与えている。
静けさの中にも力強さを感じる作品は
モロッコで異国趣味の影響を受けたドラクロワを
彷彿とさせます。

カバリュス嬢の肖像 1848
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まさに脂の乗り切ったシャセリオーは
1844−1848に
自らの芸術の集大成といえる
会計検査院の大階段の壁画を完成させた。
しかし それから8年後 病没。
そして古典から現代へ
時代が移り変わることの象徴のように
この大階段の壁画も1871年の
パリコミューン擾乱で消失。
その全貌を目の当たりにはできないので
習作の断片で想像するしかないのが
惜しまれる。






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by akawak | 2017-04-15 07:43 | Art

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東京オペラシティにて





ドイツの格言によれば
”良きことは 常に三度起こる”という。
ハイドン モーツァルト ベートーベン シューベルトの
最後のピアノソナタ三曲を三公演にかけて
演奏する試み。

3月21日 最後から2番目のソナタ
モーツァルト:ピアノソナタ第17(16)変ロ長調K570
ベートーベン:ピアノソナタ第31番 変イ長調 op110
ハイドン:ピアノソナタ ニ長調Hob HVI:51
シューベルト:ピアノソナタ第20番 イ長調D959


やがて迎える死に
どう向き合えばよいのか?
それ以前に
老いに折り合いつけることすら
ままならないのに・・・

そのような凡人の憂いを
軽やかに飛び越えて
朝露のように
旋律がみずみずしく
飛び跳ねていた。


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by akawak | 2017-03-22 22:34 | Art

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横浜みなとみらいホールにて
指揮:秋山 和慶氏
東京交響楽団
ピアノ:小山 実稚恵さん

日本のクラシック界は
年始はウィンナーワルツかドボルザークの新世界で
新年を寿ぐという風潮なんですね。
年があけた途端 新しい自分探し!
あんなに年末は 第九で
追いまくられていた気分になっていたのに。
日本人の変わり身の早さは 
今に始まったことでなく
滑稽ながら どこか楽しんでいる自分がいます。


秋山さんの指揮は 欲しい所に音が響くという
そりゃまあ いつもの卒がない職人技の
指揮ぶりでした。
長年 東京交響楽団は新年コンサートに
中村紘子さんとタッグを組んでいましたが
昨年鬼籍に入られたので
小山さんが新しいパートナーになりました。
来年は小山さんお得意のラフマニノフを
披露されます。
これからバリバリと弾きこなされ
レパートリーの広がりも出ていくのが
楽しみですね。




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by akawak | 2017-01-12 13:49 | Art

マリメッコ展


冷たい雨の予報通り
鉛色の空の下
 渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで
開催中のマリメッコ展へ
http://www.bunkamura.co.jp/museum/



北欧フィンランドの冬は長くて暗い。
せめて室内を明るく彩りたいという
知恵で生まれたデザインの数々。
マリメッコのファブリックを
見ているだけで 
幸せな気分になります。

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よく見るとグロテスクなんだけど
絶妙に可愛い。
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会場は悪天候にもかかわらず 女性率95%くらい。
女子はマリメッコが好きなのさ

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by akawak | 2017-01-09 18:44 | Art

11月20日(日)
穏やかな天気 少し郊外まで足を伸ばしました
12月11日まで開催中の展覧会を鑑賞。
藤田 嗣治展 生誕130年 東と西をつなぐ絵画 

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/leonard_foujita.html

藤田 嗣治(1886-1968)
東京芸術学校を卒業後1913年パリヘ留学。
当初はアカデミックな技法を模索する日々でしたが
やがてタルカムパウダーを下地に使った
独自の技法で女性の乳白色の輝く肌を表現していき
時代の寵児となります。

1923年 五人の裸婦
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それぞれの女性は五感を表す。
左から*布を触る女性=触覚
*耳を触る女性=聴覚
中央 目を見開く女性=視覚、
*口を抑える女性=味覚
右端  犬を従える女性=嗅覚

そして 自分もパリ画壇のアイコンとして
夜な夜な狂乱パーティー漬け。
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社交界の持て囃されぶりが仇となり
パリ在住の邦人画家、日本の画壇でも
妬みやそねみの的になる。

1929年 帰国
老いた父への孝行、パリ在住時の税金の滞納
日本の戦局悪化など
藤田を取り巻く環境は変り
17年の不在を埋め合わせるかのように
芸術面で軍国主義に貢献していきます。
自分は祖国の為になるというのめり込みから
仕上げていった 戦争画の凄まじさ。
生き死にの差がなく
累々と重なる人の群れ。

1943年 アッツ島玉砕

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私 藤田の戦争画は初めて見たのですが
その鬼気迫る表現に言葉を失ってしまいました。
光り輝く美しい裸婦を描いた人物とは思えない狂気。
それまで うはうは浮ついた絵ばかりと
揶揄されていた悪評を
振り払うかのような 技法の限り 
アカデミックな構造の集大成。
戦争中は先頭に立ち軍国主義を鼓舞した履歴が
終戦後の藤田を苦しめ 傷つき 日本を離れ
日本国籍も捨ててしまいました。 



敗戦を越えた現在 先の大戦は誤りという
歴史認識になりますが
当時 生きている人誰もが 時代流れのまま
戦争にのめり込んでいたのは仕方ない。
最も 戦局激しい中 一人蟄居して
発表される当てのないままに”細雪”を
描き続けた谷崎 潤一郎のような芸術家は
よほどの覚悟だったでしょうが・・・



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by akawak | 2016-11-25 16:07 | Art