白い花 と 沈黙
2017年 01月 15日この冬一番の寒さとなりました。
インフルエンザや風邪も流行っています。
どうかお体気をつけてください。
昨年JAで購入したシクラメン
鉢いっぱいに咲き誇ったお花達。
少ししんなり首をもたげてきたので
思い切ってすべて摘んでみたら
なんと88本も!
花びらは飛び立つ鳥のよう
茎はしなやかで
動きが出るので
鉢植えと違った存在感があり。
1月21日よりマーチン スコセッシ監督作
映画”沈黙 サイレンス”が公開されます。
それにさきがけ 遠藤周作”沈黙”を再読。
昨年長崎の隠れキリシタン資料館や教会堂を
訪れた経験が作品の肉づけになってきました。
多くのキリシタンの殉教は
無辜の死として報われない。
何故 神は救済せず
沈黙を保ったままなのか・・・
信仰が日本で根付かなかったのは
弾圧を受けたからでなく
精神の土台が泥沼のように
底無しだからと諭された
ポルトガル司祭ロドリゴ。
布教活動で血が流れていく現実を
突きつけられ
そもそも神は存在するのかと
疑念を抱く人間の
弱さが迫ってきます。
週末 一気に読み終わり
なんとも胸苦しい気持ちになりました。
このエモーショナルな作品を
映画ではどのように表現するのでしょうか?
公開が楽しみです。
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by akawak
| 2017-01-15 12:52
| Diary