閃輝暗転

 久しぶりに片頭痛の予兆が訪れた。
閃輝暗転(せんきあんてん)。
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最初は視界のはしが見えづらく歪み 
そのうち三日月型のキラキラが目の前いっぱいに広がる。
物が見えにくくて煩わしい。
収縮していた血管が拡張し 視神経を刺激する症状で
緊張状態がとけて解放されたり
お酒(特に赤ワイン)の飲み過ぎ、
チーズやチョコレートの食べすぎ
気圧の変化などで起こるらしい。
この光のページェント(!)が終わった後に必ず
強烈な片頭痛と嘔吐に襲われるので
頭痛薬を早めに飲んで 横になるのが得策。
そして 嵐が過ぎ去るのをひたすら耐える。
今日も早めに休んでいたので
事なきを得た。
目が覚めても 後頭部から首にかけてまだ
脈を打ったような痛みが残るけれど
とりあえず治まりました。

芥川 龍之介の最晩年の”歯車”という小説で
目の端に風車がちらちら回るという描写があります。
この歯車が まさに閃輝暗点を
表現したものと言われております。
学生時代 初めてこの小説に出合った時
狂気への恐怖
生と死の境界を徘徊する苦悩は
穢れない人生を貫徹するにふさわしい
など
青臭い事を真剣に考えていました。。。
あー 恥ずかしい。
でもね 若い時ってそんなもんでしょ。


今の私は そんなものでなく
ワイン飲みすぎたやら
不用品を処分してすっきりしたやら
だらしない原因で 片頭痛です。
それが年を重ねるということなんですわ。






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by akawak | 2016-04-06 13:22 | Diary